「好印象」と「応援される人材」を、7ヶ月後の自分で問い直す日
今回のヘアアカデミーは、入社から7ヶ月が経った1年目アシスタントにとって、
「自分がなりたい美容師像」と今の自分をもう一度つなぎ直す1日になりました。
テーマは
「好印象」と「応援される人材」。
入社してすぐに書いた“なりたい自分シート”を、7ヶ月ぶりに開き、
「今、実際にできているか?」を○×でセルフチェックするところからスタートしました。

■ 7ヶ月前の自分との再会。

「できていない」が見えたのは、成長の証
センター南店・小川優衣さんは、
入社当初に書いた「好印象」「お客様に応援される人」を振り返り、
思った以上に○が少なかったことにショックを受けたと素直に話してくれました。

「自分が思っている“好印象”や“応援される人”になれていないことが分かり、
今後の課題を明確にすることが出来ました。
課題を少しずつ無くしていきたいです。」
一方で、
センター北店・森田さんは、
「自分が思っている以上にちゃんと成長していたんだな、と感じました。
ただ、ここで驕らず12月の繁忙期に向けて、さらに気を引き締めていきたいです。」
と、できてきたことと課題の両方を受け止めていました。
「○が少ない」「まだまだだ」と感じるのも、
「できることが増えている」と気づけたのも、
どちらも “7ヶ月間、真剣に向き合ってきたからこそ見えてきた風景” です。
■ 藤原講師のメッセージ

「メタ認知」と「数字」、そして“仕事の報酬は仕事”
藤原講師からは、まず
「メタ認知(自分を客観視する力)」 についてのお話がありました。

- 自分は周りからどう評価されているのか
- 理想の自分と、現実の自分はどれくらい一致しているのか
- できていないことに気づけているか
そして、スタイリストと切っても切り離せないのが**“数字”**であること。
「お客様をお金で見たくない。その気持ちは大事。
でも数字は“自分の価値に対して払ってくれるお客様の数”でもある。
給料や生活にも直結する。だからこそ、ちゃんと向き合ってほしい。」
「仕事の報酬は、次の仕事。
人が“お願いしたい”と思う価値を作れているかどうかが大事。」
という言葉に、
“将来スタイリストとして立つ自分”をリアルに想像したスタッフも多かったはずです。

■ 「好印象」と「応援される人材」を言語化する

アカデミーでは、各自の“なりたい姿”から、
できていない部分を一つひとつ具体的な言葉に落とし込んでいきました。
- 「聞き上手になれていない」(林田さん)
- 「笑顔が足りない」(乙骨さん)
- 「目に表情がない、声に元気がない」(須藤さん)
- 「お客様との距離が近くなりすぎ、丁寧な言葉遣いができない」(佐渡さん)
- 「技術力が足りない」「話の引き出しが少ない」…など
“性格だから仕方ない”で片付けるのではなく、
「じゃあ、どう変えていくか?」 を一緒に考え、
「声を出す」「笑顔を増やす」「ニュースを見て会話の引き出しを増やす」など、
具体策まで落としていったのが今回の大きなポイントです。

4ヶ月半後には、1年目も“先輩”になる。
そのときに、後輩にどんな背中を見せたいか。
それを逆算して書き出していく作業は、
まさに “自分で自分の伸びしろをデザインする時間” でした。

■ SNS講義:

やらない理由探しから、「やってみる」一歩へ
塩野講師からは、
SNSを使った自己集客と“好きの深掘り” についての講義が行われました。
- 「SNSが怖い」「何を載せていいかわからない」
- 「投稿しても伸びない」「自己流のまま止まってしまう」
そんなモヤモヤを、塩野講師は
“やらない理由を探していただけ” と優しく喝を入れつつ、
自身のリアルなエピソードを交えて話してくれました。
- デビュー後、お客様がいない苦しさ
- 「ここにいても意味ないのでは」と悩んだ時期
- そこから 「まず行動する」「分析する」「続ける」 に舵を切ったこと
- 1年で投稿数・フォロワーが大きく増え、 「Instagramを見て来ました」と言われたときの喜び
「結果はすぐには出ない。
だからこそ、やり続ける。
はじめは誰かの真似でもいい。
“いいな”と思ってもらえなければ意味がないから。」
といった言葉は、
SNSが苦手だと感じていたスタッフたちの心に、強く残りました。
SOL店・加藤由蘭さんは、
「自分の“好き”を言葉にできていなかったことに気づいたので、
これからはノートやメモにまとめていきたい。」
元町店・本嶋さんも、
「SNSをほとんど動かせていなかったので、
この機会にターゲットや見せ方を考え直したい。」
と、それぞれの“次の一歩”を言葉にしてくれました。
■ カウンセリングとブロー実習:

「お悩みを聴く力」と「仕上げの説得力」
午後は、悩み解決型カウンセリングとブロー技術の実習へ。
カウンセリングでは、
- お客様の悩みを“まずは聴く”こと
- 否定せず、共感し、イメージさせながら提案すること
- 声のトーンや間の取り方、相槌などの“空気づくり”
といった、“技術以外の技術”を重点的に学びました。
「話しすぎてしまい、何をどこまで聞いたか分からなくなる」(森田さん)
「人前で話すのが苦手で、声が小さくなってしまう」(秋田さん)
それぞれが自分の課題に気づき、
「先輩のカウンセリングを聞いて盗みたい」
「モデルさんでトレーニングを重ねたい」
と前向きな言葉が多く聞かれました。

ブローの実習では、
- ハンドブローでどこまでフォルムとツヤを作れるか
- Cカールやトップのボリュームづくり
- 前髪の割れをどう防ぐか
- “ブラシを入れる前の土台づくり”の大切さ
など、サロンワーク直結のポイントを徹底的に学びました。
「ブローは難しいけれど、上手くできると本当に楽しい。」
「少しずつできることが増えてきている。」
と、多くのスタッフが口を揃えて“発見と手応え”を感じていました。

■ 仕事の報酬は、次の仕事。

応援される人材を目指して
今回のアカデミーで、1年目のスタッフたちは
- 好印象・応援される人材の“自分なりの定義”
- 7ヶ月でできるようになったこと
- これから克服していくべき課題
- 自己集客に向けたSNSとの向き合い方
- お客様のお悩みに寄り添うカウンセリング
- 仕上がりの説得力を高めるブロー技術
を、それぞれの言葉で掴み直しました。
藤原講師の
「仕事の報酬は仕事」
「自分からチャレンジする人が、数字を作れる」
塩野講師の
「やらないのはもったいない。
行動を起こせば、必ず経験値になる。」
というメッセージを胸に、
12月の繁忙期、そして2ヶ月後の次回アカデミーまで、
それぞれのサロンでまた一歩ずつ成長を積み重ねていきます。
最後に――
今年もヘアアカデミーに関わってくださった講師の皆さま、
忙しい営業の合間を縫って送り出してくださった各店の皆さま、
そして、全力で学び・悩み・成長し続けている1年目のみんなに、心からの感謝を。
次回のアカデミーで、また一段と成長した姿で会えることを楽しみにしています。✨

