経営者コラム

04

1月
2020

匿名のお葉書への回答です

On 04, 1月 2020 | In 経営者コラム | By Kuwahara

ご意見ご要望をお送り頂き、ありがとうございます。
おっしゃる通りPSWや臨床心理士の資格を持った美容師が居れば、
障害を持った人でも光輝く仕事が出来る可能性は大いにあると思います。

PSWは専門学校を卒業して試験をパスする国家資格です。
臨床心理士にしても、専門大学を卒業し一定期間の経験を要する専門職です。
美容師のお仕事も2年間の専門学校を卒業し国家資格をとり、
さらにその後3年の実務経験を要して、一人前になります。
同じように先輩がジョブコーチとしてサポートするのですが、
辛かったり合わなかったりで、途中あきらめて辞めてしまう人も少なくありません。
どんなお仕事も光り輝くには、
長い時間とお金と本人の意志と努力と適性もあることを、
どうかご理解ください。

レセプショニストというお仕事はM.SLASHにおいて、
ゲストサービスという職種としてお会計、受付だけではなく
お客様へのサービスのご案内役という位置づけです。
美容師資格を有した者も少なくありません。
採用に関しては職種柄、お客様への安心と信用を提供する役割であることから、
誰でも出来るものでもなく、
やはり適性と専門知識とお客様の心理を理解するセンスも必要として、
応募者すべてを採用するわけではありません。

障害者雇用は積極的の進めてはいますが、
フルタイム正社員希望者が少なく、パートタイムを採用しているのが実態です。
美容室は専門職の色合いが強いために、
お掃除や伝票整理のお仕事をお願いしている現状です。
かつては、精神障害をもつ女性が事務として3年間勤務していました。
その女性とは一緒に山に登ったり楽しく過ごしたことがあります。
私は障害を理解したうえで、分け隔てなく接していたつもりです。

おっしゃるようなナルシスト気質で身勝手で、偏見をもった美容師がいるとは思います。
そんな美容師ばかりではないことも分かってもらえたらありがたいです。
なお、普通に働いて結婚や子どもが出来ない健常者がいることもどうかご理解ください。