―「なんとなく」から「意図ある美容師」へ―
M.SLASHヘアアカデミーも、いよいよ終盤に差し掛かりました。
今回のテーマは
カラー実習・所作・M.SLASHデザインロジック。
そして何より印象的だったのは、「2年目の先輩たちが講師として立った時間」でした。

■ 1年の差は、意識の差

「やはり1年の差は大きいと感じました」
「人前で堂々と話す姿がすごい」
「来年、自分があの立場に立てるのか不安になった」
多くの声に共通していたのは、“自分の現在地”を突きつけられた感覚でした。
今まで「できるようになったこと」に目が向いていた1年目。
しかし終盤に入り、視点は明らかに変わっています。
- 後輩ができた時に何を伝えられるか
- 教える側になる覚悟
- もう“1年目だから”では済まされない責任感
“技術習得”から
“美容師としての在り方”へ。
ステージが一段上がった空気を感じました。



■ 接客コンテストで見えた「本当の実力」

電話対応、案内、声のトーン、言葉遣い。
「時間に余裕があったのに焦ってしまった」
「必要事項を聞けていなかった」
「語彙力が足りないと実感した」
普段できている“つもり”のことが、
いざ一人でやると崩れる。
これはとても大きな気づきです。
同時に、
- お客様の目線に立つ声掛け
- トーンや声量の大切さ
- 言葉選び一つで印象が変わること
“好印象を持たれる人とは何か”を客観的に学ぶ時間にもなりました。
技術と同じくらい、接客も「訓練」で磨かれる力です。
■ カラー実習 ― 正解のない世界で考える力

今回の実習では、
同じ課題でも仕上がりもプレゼンも全員違いました。
「1つのカウンセリングでこんなにも違いが出るのは面白い」
「受け取り方が人によって全然違う」
「まだ色の組み合わせを想像しきれていない」
ここで学んだのは、単なるカラー選定ではありません。
- なぜその薬剤なのか
- なぜそのデザインなのか
- その仕上がりはどんな印象を与えるのか
“なんとなく”ではなく、理由を持って選択すること。
デザイン7を通して、スタイルが与える印象のロジックを学び、
「思っていた印象と違った」
「カウンセリングの大切さを改めて感じた」
という声も多く上がりました。

■ ウィッグも“お客様”として扱えるか
印象的だったのはこの気づき。
「完成が良ければいいと思っていた」
「誰も見ていないからと甘さが出た」
技術は、姿勢に出ます。
ウィッグへの向き合い方は、そのまま未来のお客様への向き合い方。
プロ意識は、見られていないところで試される。
終盤だからこそ見えた大きな成長ポイントです。
■ 目標を“言葉”にする力

2026年の目標を書き出した時間。
「いつまでに何をどうやるかが明確になった」
「なんとなくの願望が具体的な行動に変わった」
言語化することで、夢は“計画”になります。
そして今、全員が共通しているのは、
準備不足を痛感した
知識が足りないと感じた
でも、目を逸らさず向き合いたい
という覚悟。

■ 終盤だからこそ、本質に近づく

残りアカデミーはあと2回。
出来ることが確実に増えているからこそ気づけたことが沢山ありました。
「もう1年目ではいられない」
「後輩に伝えられる自分になりたい」
「恩返しできる結果を出したい」
その言葉の一つ一つに、本気が宿っています。

M.SLASHヘアアカデミーが目指しているのは、“技術ができる美容師”ではありません。
考えられる美容師。 言語化できる美容師。 選ばれ続ける美容師。
終盤に差し掛かった今、受講生たちは確実に次のステージへ向かっています。
最終回、どんな変化を見せてくれるのか。
今からとても楽しみです。
