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全員でつかんだ達成感。技術と知識の「その先」へ挑む 第五回ヘアアカデミーレポート

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2025年4月。第五回目となるヘアアカデミーが開催されました。今回の講師は清水 太郎 塩野 由希 中村 良 辻 孝志 菅原 正裕 二年目の松本 涼太朗 細谷 真由が登壇。今回のメインテーマは「カラーシャンプーチェック合格」と「ショートヘッドスパ技術の習得」、そして「Aujuaスカルプケアラインの理解と活用」。

緊張感と挑戦が入り混じる1日となりましたが、参加者たちは同期や講師のサポートを力に変え、見事“全員合格”という素晴らしい成果を手にしました。

ひとつの目標を、みんなで越えて

今回のアカデミーでは、多くの受講者が前回からのリベンジとして臨んだ「カラーシャンプーチェック」。

「タイム」「乳化のムラ」「強弱のバランス」など、細かな技術に加え、表情・声かけといった接客面にも講師からのフィードバックが。

一人ひとりが課題を持ち寄り、合格済みのメンバーがモデルとして協力し、互いにアドバイスを交わしながら取り組む姿が印象的でした。

「どうすれば全員が合格できるかを考えながら、仲間の技術を真似したり励ましたり。結果、全員合格。心から嬉しかったです。」

“気持ちいい”は、指先の先にある想像力

午後からは、初のショートヘッドスパ講習がスタート。

指の使い方や圧のかけ方、ツボや筋肉の構造など、“お客様の心地よさ”を生み出す技術の奥深さを体感する時間となりました。

「指圧の力加減や“膜をとらえる感覚”がまだ掴めず…。でも、“またやってほしい”と言ってもらえるよう練習します!」

また、講師の菅原さんや清水さんからの理論的な解説により、感覚だけでなく根拠をもって施術に臨む重要性も学びました。

Aujuaを、もっと自分の言葉で伝えるために

Aujua座学では、スカルプケアラインを中心に、これまで学んできた全ラインの総まとめを実施。

「どのお客様に」「なぜこのラインを選ぶのか」──ただの暗記で終わらせず、“提案する美容師”になるための理解を深める時間となりました。

「実際に使ってみたい」「もっと効果を実感して、自分の言葉で語りたい」という声も多く、学びが確かな意欲につながっています。

技術も、言葉も、心も
“伝える力”を育てるアカデミー

今回のアカデミーでは、技術的な成長だけでなく「感謝」や「仲間とのつながり」「伝える力の大切さ」を口にする参加者が多く見られました。

「教えるためにいるわけではない先輩方が、休日返上で向き合ってくださる環境に心から感謝しています」

「落ちても、上手くいかなくても、モチベーションが下がらないのは、同期の存在とアカデミーの空気のおかげです」

美容師としての“これから”に向けて、確かな一歩を刻んだ第五回。
次回のアカデミーもさらなる成長に向けて、準備を整えて臨みます。

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