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【ネイルアカデミー】2025年度スタート! 外部講師による特別授業レポート

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今年度より、ネイルアカデミーではパラジェル様より外部講師をお招きし、最新技術とサロンワークに即した実践型授業を導入しています。
今回はフットケアとパラポリッシュに関する技術講習の様子をレポートいたします。


■ パラポリッシュ技術講習

授業では「爪の大きさ・形に合わせた塗布方法」や「オフ工程の基本」などを中心に、下記のような細やかな技術を学びました。

  • 根元〜先端、左右の角から先端にかけてのブラシワーク
  • ベース・カラー・トップ各1回ずつの薄付き仕上げ
  • ファイル選定(180G・240G)やエッジの整え方
  • オフは6分割・10分放置・丁寧な除去が基本
  • オフ後のプレパレーションは見極め力とスピードが鍵

また、マットトップの質感の違いや、油分の有無による表情の差など、プロならではの“質感づくり”にも踏み込んだ学びがありました。


■ フットケアの基本と注意点

フットケアでは「爪の形の整え方」や「巻き爪を予防するためのカットライン」に重点が置かれました。

  • フットはスクエアオフが基本。角を取りすぎると巻き爪の原因に
  • 爪のストレスポイントからまっすぐセンターへ整える
  • 小さい爪や厚みのある爪にはファイルや道具の選定が重要

巻き爪になりやすいお客様には、形の選び方や切り方に明確な理由を持って提案することの大切さを学びました。


■ ネイルケアの工程とカウンセリング

授業ではハンド・フット両方に対応したケア方法を実践形式で学びました。

  • ルースキューティクルの丁寧な除去
  • メタルプッシャー使用時の角度・力加減に注意
  • 痛みや不快感が出ないよう配慮しながら施術
  • オフ後の保湿、ホームケア提案

特に、巻き爪・角質・厚い爪などに悩むお客様への対応には、医療との連携や注意点も含めた幅広い知識が求められます。


■ フットジェル塗布の実践

塗布の順番やライトの当て方にも工夫が必要です。

  • モデルの足に合わせて、小指→親指や片足ずつ施術など柔軟に対応
  • ジェルの量や塗布角度を、爪の大きさや傾きに合わせて調整

“正解”は1つではなく、「お客様に合わせた対応力」こそがプロに求められる力だと実感しました。


■ 最後に

本講習を通して、技術だけでなくケアの視点・観察力・説明力が養われ、日々のサロンワークにすぐに生かせる実践的な学びとなりました。

お客様の悩みに寄り添い、“見た目の美しさ”と“健康な状態”を両立させるケア提案ができるネイリストを目指して、今後も学びを深めてまいります。

■講師紹介

岩松 幸恵(いわまつ ゆきえ)先生 

Yua’s Nail代表/ネイリスト・ネイル講師

ネイルファクトリーの卒業生としてネイリストの道をスタートし、その後は実力を磨きながら他のサロンでも経験を積まれた岩松先生。現在は、「Yua’s Nail」を主宰されており、2023年4月にはサロンオープンから10周年という節目を迎えられました。

ネイリストとしてだけでなく、18歳と0歳の子育てをしながら、ネイル講師としても多方面で活躍されているスーパーママ!その生き方と姿勢に、多くの生徒たちが刺激と勇気をもらっています。

施術へのこだわりはもちろん、「どうすればお客様にもっと喜んでもらえるか」を常に考える岩松先生の授業は、実践的かつ温かい空気に満ちており、アカデミーでも大人気です。

■社内講師陣

鈴木 優利(M.SLASH FIEL)

堀 小春(M.SLASH AVEDA 自由が丘)

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