
2025年5月22日、M.SLASH各店の入社1年目スタッフが参加するヘアアカデミーが開催されました。
今回のアカデミーでは、午前中にヘッドスパ技術のチェックと座学、午後にはトリートメント技術のチェックを中心に行われました。
参加者たちはそれぞれの課題と向き合いながら、同期との情報共有や講師陣からのフィードバックを通して、確かな学びと気づきを得る1日となりました。
「共有・協力」から生まれる成長
「全員で合格したい」という思いから、自店で学んだことを仲間に共有する姿が多く見られました。表参道店の井上颯さんは、「技術に集中しすぎて、思いやりの部分が欠けていた」と振り返り、技術力とホスピタリティの両立の大切さを実感。
センター南の小川さんも「同期のやり方を聞いて、自分のやりやすい方法を見つけられた」と語り、互いの学び合いが個々の成長につながっていることが伝わってきました。

「普段が本番」——技術以外で魅せる接客力
講師陣の言葉や定例会で繰り返されてきた「普段が本番」というメッセージは、今回も強く受け止められました。
表参道店の小野里さんは、「技術だけでなく、気遣いや声かけの姿勢も大切だと感じた」と述べ、日常のサロンワークにおける在り方の見直しを誓いました。
また、自由が丘店の山口さんは「チェックに何度も落ちたけれど、みんなのコツで合格できた」と語り、挑戦と支え合いの大切さが印象的でした。
チェック結果に一喜一憂せず、課題を“次”に生かす力
トリートメント技術チェックでは合格・不合格に関わらず、多くの参加者が課題を冷静に振り返り、次回への改善意欲を語っていました。
センター北の森田果南さんは「モデルの求める質感に合わなかった」と選定の難しさを実感し、自由が丘の幾留さんは「カウンセリングが特に難しかった」と具体的な課題を見つけたと述べています。
一方で、練習の成果が実を結んだ参加者も。SOL店の杉浦さんは「トレーニングの成果が出て合格できた」と喜びつつも、「完璧ではない」とさらに磨く決意を示しました。

アカデミーを“受ける場”から“動く場”へ
今回のアカデミーでは、「もっと発信する」「アプローチ力をつける」など、受け身ではなく主体的に取り組もうとする意識の変化も数多く見られました。
モデル役や見学の立場だったメンバーも「自分が何を学び、どう仲間を支えられるか」を考え、今後のアクションに意欲を見せていました。
次回のアカデミーでは、今回の反省と気づきをどう行動に変えられるかが問われます。
それぞれの店舗での努力が、またアカデミーの場でつながり、M.SLASH全体の技術力と接客力の向上につながることを期待しています。

講師陣
2年目