
2025年6月11日(水)、M.SLASHアカデミーが開催され、今回も各店から集まった若手スタッフたちが、互いに刺激を与え合いながら成長を重ねる一日となりました。
午前は、トリートメントや頭筋リリースの練習・チェックに集中。午後には恒例の「シャンプーコンテスト」も行われ、会場には真剣なまなざしと、悔しさや達成感、笑顔が入り混じるエネルギーが満ちていました。
❖「仲間の技術を盗む」ことは、最高の学び
「アカデミーは、同期の技術を盗む場所」——そんな先輩の言葉を胸に挑んだ井上さん(表参道店)は、仲間たちの個性と強みに改めて気づき、自身もその良さを取り入れることに意識を向けました。
各自が「個性=強み」を発見し、互いにフィードバックし合う姿勢が印象的で、できている人から素直に学ぶ。そんな”技術の循環”が確かに生まれています。

チェックは「挑戦」の証。悔しさは成長の糧に
トリートメントや頭筋リリースでは、合格の喜びに笑顔が広がる一方、不合格に悔し涙をこらえる場面も。しかし皆が口をそろえていたのは、「次は必ず合格する」「フィードバックがありがたかった」という前向きな言葉。
講師陣からの具体的なアドバイスをメモし、同期からの技術を”盗み学ぶ”という姿勢が随所に見られ、合格は通過点にすぎないと気づいているようでした。
❖シャンプーは“その人らしさ”が表れる表現技術
午後のシャンプーコンテストでは、動きの大きさやリズム、力加減、心地よさ…様々な要素が評価の基準に。準決勝・決勝と勝ち進む中で、技術だけでなく「魅せ方」「個性」が問われる戦いに。
優勝した井上さんの技術には、多くの仲間が感動し、「次は自分が勝ちたい」と口にしていました。悔し涙を流しながらも、「良いところを盗む」「次はもっと成長した姿を見せる」と前王向きな感想が印象的です。

❖アカデミーがあるから、変われる
「アカデミーがあることで、自分に足りないものがわかる」 「技術以上に、人としての成長ができる時間だった」 「仲間の存在が、自分の支えになっている」
そんな声が多く寄せられました。
同期たちと共に切磋琢磨できるこの時間は、単なる研修ではなく、自分自身と向き合い、人として、美容師として、成長するための「土台」そのもの。
残り少ないアカデミーを、一回一回大切に。 次回も、たくさんの「気づき」と「挑戦」が待っています。