
M.SLASHでは、一人ひとりのスタイリストが確かな技術と感性を身につけ、お客様に「似合う」を提案できるプロとしてデビューするためのステップを大切にしています。今回は、そんな“ヘアチェック”の取り組みに密着しました。

■ M.SLASHのカットチェックとは?
M.SLASHでは、スタイリストデビューに向けて、以下の3つのステップを設けています。
1. サロン内での技術チェック(ウィッグ)
2. 多店舗の店長によるカットチェック
3. モデルチェック(人頭)チェックに挑む
タイミングは、入社から2年目〜3年目が多いですが、人それぞれのペースで進めることができます。自分の「今」に向き合い、真剣に取り組む姿がそこにはあります。

■ M.SLASH 基本の4スタイル
カットチェックの内容とスタイルウィッグでのカットチェックでは、基本の4スタイルをお手本に沿ってカットします。これらは、M.SLASHのスタイリストとして大切にしている“基本”の技術です。
• レイヤー
• グラデーションボブ
• グラデーションボブ②
• サイドグラデーション
スタイルごとに1つずつ合格を目指し、最終的にすべてのスタイルで基準をクリアすることで、次のモデルチェックへと進みます。

■多角的な視点
チェック項目と技術の学び技術チェックでは、ただ“切れる”だけでなく、下記のような多角的な視点で評価が行われます。
• 頭の丸みの理解とパネルの引き出し方
• ブローで狙ったフォルムをつくれているか
• スライスの正確さ、手首の位置、シザーの角度
• 提案力・タイム・仕上がりのクオリティ
「何をどう見て切るか?」に丁寧に向き合いながら、先輩チェッカーたちのアドバイスを受けて成長していきます。

■ 後輩の成長
真剣な眼差しと、先輩からのバトンチェック当日の空気は、真剣そのもの。入社して間もない頃から続けてきた練習の成果を、先輩たちの前で披露します。先輩スタイリストは、かつて同じステップを歩んできた存在。今はチェッカーとして後輩の成長を見守り、丁寧にフィードバックを返します。

■ チャレンジメンバー紹介
今回のヘアチェックに挑戦したのは、以下のスタッフです。
【新百合ヶ丘】北原・清田・小松・マイタ
【東戸塚】早川
【本牧】片岡・山本
【自由が丘】吉田
【表参道】赤津
チェッカーは以下の店長陣が担当しました。
大元
鈴木康太
佐藤
伊藤
佐々木
松浦
田中

■ デビューに向けて
ウィッグチェック合格後は、モデルチェック(人頭)へと進みます。レディース・メンズ、ショート・ミディアム・ロングなど幅広いスタイルの中で、実際のお客様を想定しながら提案・タイム管理・仕上がりのクオリティまでを総合的に確認していきます。卒業検定(カラーやパーマなど)も含め、スタイリストとしての総合力を磨いていくこのステップは、プロとしてお客様に向き合う自信へとつながっていきます。

■ 最後に
「こんなに教えてもらえる環境は、なかなかないかもしれない」そんな言葉が飛び交う現場で、技術と想いを積み重ねる毎日。この先、自分らしいカットで誰かの人生を変える日が来る——。そんな未来を目指します。