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「DA NEXT/DA PRO 2025」へ本格始動!M.SLASHクリエイションチームが挑む“勝てるデザイン”のつくり方

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2025年のDAコンテスト(DA NEXT/DA PRO)に向け、M.SLASHのクリエイションチームが本格始動しました。

7月9日に行われたチームミーティングでは、本番に向けたモデル選定・スケジュール管理・表現の方向性など、多岐にわたる議論が交わされました。今回はその内容を、未来の“勝てるデザイン”を形にするための記録としてお届けします。

◆ モデル選定は“勝負の分かれ目”

コンテストにおいて、モデルの選定は成功の鍵を握る最重要ポイント。

どんなにデザインが優れていても、モデルとのマッチングを間違えば結果に繋がらない──それがリアルな審査の世界。

「首の長さ」

「顔の小ささ」

「骨格のバランス」

「チャーミー or クール」

「個性」

など、モデルの持つポテンシャルをいかに活かすかをチーム全体で検証しています。

モデルが確定しているメンバーは、小松ディレクターにチェックを依頼し、客観的な視点を取り入れながら「このモデルで掴めるのか?」を見極めていきます。

◆ 審査員は何を見ているのか?

「可愛い」や「映える」だけでは足りない。

審査員が本当に見ているのは、“意図のある構成”と“心を動かす一瞬”。

なぜこのモデルなのか?なぜこのスタイルを選んだのか?どの瞬間に“ドキッ”とさせるのか?表現する側としての視点と、評価する側の目線。

その両方を持つことが、コンテストを勝ち抜くために欠かせません。

◆ DAの世界に挑む全メンバーへ

過去の受賞者は口を揃えて言います。

「モデル選びの時点で、結果は8割決まっている」

「ファッション、メイク、ヘア…すべてがリンクした時、初めて“作品”になる」

これまでのトレーニングの振り返り、参加した講習、コンテスト参加の感想、それらを一人ひとりが“言語化”し、“思考”し、“選択”するプロセスこそが、チームの進化につながっていくはずです。

受賞経験者が語る「出し切るためにやれること」。実際に受賞を掴んだ先輩たちが、共通して行っていた“やり切るための準備”を整理しました。

ゴールから逆算し、「今やるべきこと」に落とし込んでいくためのヒントとして、全員に共有します。

【モデル編】

モデル選びは妥協しない。「この子で勝てるか?」を基準に選定撮影前に 3~4回はモデルと会い、表情・骨格・バランスを観察。

モデルの私物や生活背景も理解し、衣装や世界観に反映させる撮影前のデッサン/シュミレーションは必須。

【ビジュアル構築編】

初旬ににファッションを確定させ、後半はヘアに全振りするウィッグ制作を通じて試作を繰り返す。(最低5体以上)

先輩や外部の目線でフィードバックを受ける(ただし、軸は自分にあること)

【表現&審査対応編】

「なぜこのスタイルなのか?」の理由を言語化しておく。

ファッションとヘアの連動性・一体感を常に意識する。

撮影時には“一瞬のドキドキ”を表情やシルエットに込め、審査員に「気になる存在」として残す“引っかかり”を作る

【チームワーク編】

撮影素材やビジュアルの変化を逐一共有し、客観的意見を反映。

会えないモデルとは、密にイメージ共有し、会った時に迷わない。

デザインのブラッシュアップはプレコンで確定させる。

◆「本気」を、可視化する

ここまでやっても、結果が出ないときもある。

けれど、「これ以上はなかった」と言える準備ができていれば、必ず次につながる経験となります。

やれることを出し切り、自分自身の“最高傑作”を本番に持っていく。

このプロセスこそが、私たちクリエイションチームの挑戦です。

◆ こだわるべきは、“細部の熱量”

どこにこだわるか?

どう表現するか?

それをどれだけ詰められるか?

毛先の艶感

モデルの生活背景まで汲み取った表現

どんな瞬間に声をかけたくなるか?

ファッションとヘアの連動性

これら全てが、審査員の心を掴む“表現”へとつながります。

◆ 最後に

これはあなたの物語である

「本気でとるなら、今年全力で得るものを得たい」

そんな思いを胸に、一人ひとりが“自分の作品”を磨き上げています。

簡単ではない挑戦だからこそ、そこには格別の価値がある。

今ここにある熱量と本気のプロセスが、未来のM.SLASHを創っていきます。

さぁ、9月30日の本番に向けて── まだ見ぬ頂点を、共に目指しましょう。

※参考: DA NEXT 2025 DA PRO 2025

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