
2025年7月1日、夏プロモーション直前のアカデミーが開催されました。
テーマは「目標に挑む、その先にある価値を信じて」。
“どっちもうまい”──繊細さと豪快さ、手慣れた動きと丁寧さ。あらゆる技術が交錯しながら、一人ひとりが成長に向き合った一日となりました。
■ 技術を超えて“選ばれる存在”に
この日、ヘッドスパトーナメントでは、手技だけでなく“丁寧さ・繊細さ・力強さ”という表現の幅が求められました。
頭皮の硬さやお客様の状態によって“心地よさ”は変わる──その実感を通じて、誰に入っても「この人、うまいね」と言われるプロを目指す声が飛び交いました。
グランプリ阪口優希(ハリウッドワールド美容専門学校・卒)のパフォーマンスには、自然と拍手が起こり、その場がひとつになる瞬間も。
坂口さんの日々の積み上げが成果となりました。

■ 各チームの戦略と数値目標
プロモーションは「売上」ではなく「価値提案」。その前提のもと、各チームが緻密な戦略と具体的数値目標を設定しました。
▶ Bチーム
個々のお客様の購入履歴をきちんと把握したうえで寄り添ったケアを提案。
スタイリストとの連携で情報を共有。
▶ Aチーム
朝の予約表・カルテ全チェック。
携わったお客様全員と名刺・会話でつながる。
▶ Cチーム
日報でチーム内フィードバック。
推し商品を週替わりで提案。
クイズ形式で商品知識を習得。
▶ Dチーム
「お名前の確認」「自分の名乗り」「名刺を渡す」を徹底。
やると決めたことは100%やり切ることを宣言。
「段違いに努力しないと届かない目標。でも、頑張れば見えてくる」
─ 講師より





■ 講師陣からの熱いエール

佐藤 礼奈
「自分は今回サポート役。でも、ひたすら話して結果を出す覚悟で臨む。」
上遠野 歩美
「“準備されていること”を当たり前と思わないで。挨拶、感謝、積極性が未来を変える。」
早川 直輝
「作業的にならないように。目の前のお客様を、心から大切に。」
細谷 真由
「お客様に愛されたいなら、まずはこちらから愛そう。」
清水 太郎
「アカデミーは一部。支えてくれる人がこんなにもいる。目標に迷ったら、“やりたい”を思い出して。」
塩野 由希
「“無理かも”と思ったらご飯を食べて、寝る。そして先輩に水撒きを。『ここまでやったのでお願いします』──これが種まきです。」
藤原 泰則
「数字は自分の可能性。限界値と向き合い、思考を“乗り越える脳”に変えてほしい。」

■ これから始まる“2ヶ月の挑戦”
今回のプロモーションは“お客様からの信頼”がゴールです。お客様の変化を一緒に喜べる美容師へ。
価値ある2ヶ月を、仲間とともに、思いを込めて走り切る──そのスタートが切られました。
次回アカデミーは8月。残すはあと8回。
この2ヶ月が、美容師人生を変えるかもしれません。
さぁ、プロフェッショナルの階段を、ひとつずつ登っていこう。
