これからの世の中は、
リモートワークやDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展によって、
余計な仕事がなくなっていく。
なんとなく会社に来て、パソコンに向かって時間を過ごすような働き方はなくなり、
大量に空き時間ができる。
その時間をいかに埋めていくかが、大きな課題になっていく。
有意義な時間の使い方として、スポーツ(遊び)の意義は高まってきている。
「する」遊びと、「見る」遊び。
社会人野球リーグに人もお金も集まり出した。
麻雀の「Mリーグ」がエンターテイメント化してる。
バスケットの「Bリーグ」に企業が出資して活発化してる。
将棋は藤井聡太のおかげで、将棋人口が増えている。
パラリンピックのおかげで、人が輝き、夢を与えてくれる。
遊びを通じて、ともに喜ぶことが希少。
遊びを通じて、ともに悔しがることが希少。
遊びを通じて、人と繋がることが希少。
遊びを通じて、発見することが希少。
体験を通じた学びが希少。
バーチャルで誰かと繋がることは、どんどん過剰で
リアルに会って話すことが、ますます希少です。
都市の人工的なものは、ますます過剰で
自然に触れ、親しむことが希少です。
スマホで得られる情報は過剰で
リアルな体験が希少な時代です。
過剰なものの価値は下がり、
希少なものの価値が上がります。
誰かと会う、ともに遊ぶ、ともに学ぶ。
趣味が合う、好みが合う、話が合う。
実際に行く、実際に会う、実際に集まる。
リアルな「大人の遊び場」。
ライフスタイルコミュニティが希少。
これからの世の中の課題解決に
ライフスタイルコミュニティが求められていきます。
エルメスのように物語のあるブランドは希少で、
消臭剤のように、人の足跡がいっぱいのブランドは過剰です。
他人の足跡でいっぱいの道を行くより、
足跡の少ない道を行くのです。