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COMPANYKISHII’S COLUMN

KISHII’s COLUMN岸井コラム

応援してもらえる会社になりたい

自分が株を買って、株主になってみると
儲かるか、儲からないか、
それも、大事だけど
投票の感覚で、一票として投資する。
自分の見込んだ会社が、成長してくれたら嬉しい。
1万円が10万円に化けてくれたらもっと嬉しい。
でも、余程のことがない限り、売らない。

それって、マラソンのQちゃんをテレビで応援する気持ち。
競馬でオグリキャップの馬券を買って応援する気持ち。
(馬券を買ったことないけど)
すでに人気のある馬券は勝っても倍率は低くて、
人気のない馬券は勝ったらすごい倍率になる。
会社は、馬券じゃなくて、「株券」。

今は知られてないけど、人気ある会社になりたい。
化けるかもしれないって、期待される会社にしたい。
でも投資をするのは、当てに行くみたいな、 
伸びそうな会社を選ぶ目を養うみたいな、
一票で会社の株を持てば、
見込んで、期待して、応援して、結果に嘆いたり、喜んだり、
ともに成長するみたいな。

こころざしのある会社は、応援したい。
上を目指そうとする会社は応援したい。
世の中のためになる会社は応援したい。
だから、株を買う。

リスクをとる人は応援したい。
株主は、そこで働くたちをひっくるめて会社と見ていて
建て物や、イスやテーブルは、会社のモノであって会社じゃない。
会社で働いている人は「会社に行く」という時、
その建て物や、場所のこと指して
自分じゃない、別のモノみたいに言う。
会社の決定と言えば、
自分じゃなくて上の人たちみたいな。
結局、人をひっくるめた組織が会社で、
人、人、人、結局、人の集まりが会社。
会社のキャラクターと自分のキャラクターを
別々のようにしてるけど、そうじゃない。

他責の人は、応援したいと思わないけど、
自責の人は、応援したい。

運のなさそうな人を応援したいと思わないけど、
運の持ってそうな人は、応援したい。
神様もそう思うんじゃないだろうか。
だから自責の会社になって
観客の期待を超えてみせる。
株主の期待を超えてみせる。