仕事を楽しめる人と、
そうでない人の違いは、なんなんだろう。
自分の能力が足りてなくて、落ち込んだりするのは
一緒だと思うんだけど、
そりゃ、うまくいかなくて自己嫌悪になる時だってある。　
だけど何だろう？　ゲームにしてる感覚の違いだろうか？
勝負なんだから、負けもある、負けは負けで悔しがる、
なんてダメなオレって思っても、
それはそれで、バネになるみたいな…….。

いや、そうじゃない。
どうせ無理って、諦めてるんだ。
勝負の世界に生きてない、違う次元で楽しみを持とうとしてる。
みんなで仲良くみたいな、
でもそれ仕事の楽しみとは違うよな。
結果で勝負の世界に生きてる人と、
何時から何時までと、時間を切り売りする世界で生きてる人の違いか。

ダメなオレを感じないようにするには、
・勝負を仕掛けない。
・打席に立たない。
・勝負になりそうな場面をなるべく避ける。
・ネット裏の解説者になろうとする。
自己嫌悪にならないように、歯が立たない相手とは
勝負を避けて、敬遠するみたいな感じ。
苦手な場面では、とことん守りに入るみたいな感じ。
ゲームにしない、試合をしない。
試合をしなけりゃ、負けずに済む、嫌な思いをしなくて済む。
そういうことか。

思い当たるフシがある。
それはゲームじゃなくて、諍い、争い、戦いというふうに見てしまっている。
そうすると安全を第一に考えれば、
諍い、争いを避ける方が得策だということになる。
よく議論をしたり討論をすることと、
諍い、争いを混同してしまうようなところがある。
諍い、争いにならないように、うなずくだけにして
異論、反論をしない。
当たり障りなく手触りの良い言葉で、
濁して、対峙しないように、
ヌルヌルと平穏無事に過ごそうとするような感じか。

一種の諦めか、自分次第で勝ちゲームにしようとするんでなく
負けゲームにならないよう、試合放棄するってことだ。
楽しもうってことよりも、
安全第一で、嫌な思いをしない方を優先するってことか。
そういうことね。