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COMPANYKISHII’S COLUMN

KISHII’s COLUMN岸井コラム

風土について

会社に自分の席、椅子があると、
そこは、じぶんの場所との感覚で
私物がどんどん増えていきます。
ペンや、ハサミ、ポストイット、ハンドクリーム、飲み物、
知らぬ間に自分のお家のように
雑多なものが散らかり放題。
自分の家なら良いのですが、会社は常に外からお客様が見えたり、
サロンのスタッフも出入りします。
本部が散らかっていては、サロンの整理整頓を言えなくなります。
整理整頓は、まずは自分から、一人ひとりからです。

会社は、社長であっても辞めたり、入れ替わります。
長い目で見れば、全ての人は入れ替わります。
それでも会社の規律、風土は引き継がれ、
その規律、風土が、人をつくって
会社の個性となって、生き残る会社か
潰れてなくなる会社かに分かれていきます。
100年続く会社になるには、過去の習慣、常識に浸っていては、
更新できずに簡単に消えてなくなるのが現実。

新しく入る人にとって、魅力的な会社とはどんなものか、
働きたいと思える会社かどうか、
古く長く働いている人だけに都合が良い会社に、良い人は集まりません。
成長性があって、変化してゆく可能性を感じられる会社でこそ、
働いてみたいという気にさせるものです。

新しい顧客に選ばれるために、新しい働く人に選ばれるためにも、
規律は風土になり、常識となり、
その常識も常に見直し、更新してゆく姿勢が
100年続く会社となるのです。