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KISHII’s COLUMN岸井コラム

大多喜プロジェクト

入口にある大きな門をペンキで塗っていたら
60代の夫婦が車で訪ねてきて、聞いてみると館山からハーブ園を見み来たという、
15年ぶりの来訪らしく、ここの場所の経緯を話していたら「頑張ってください」と励まされた。

衣山さん(株式会社エボの取締役)は
500坪はある花畑の草刈機に5時間も精を出し、
中学生の丸坊主のようにスッキリした風景を見て
満足感と達成感に浸ってました。

10月の月例会をここのホールを使ってやることをイメージしたら
みんなが座れる椅子が何脚あるかを確かめようとなり、
3人でいろんな場所に分散している椅子の数を数えたところ
260脚あることがわかった。

かき集めれば300脚はある。
これなら問題ない。

使われてないところは埃がかぶり、
遮光で張ってある布はあちこち破れ傷んでいる。

これらを張り替える費用や、それをどこへ依頼するか考えながら
時々ホテルのラウンジで休憩しつつ、あちこち調べていると
ワインやシャンパンが結構な数があったり、新しそうな掃除機を何台も見つけたり
かつてここにたくさんの人が働いて稼働していた想像がふくらむ。

ホールの大きな厨房は、しばらく使っていなかったせいで排水口からの匂いが強く、
6か所ある水道蛇口を全開に流してみたが、すぐには匂いが取れず、
人が使ってないと本当に建物は劣化するとつくづく感じる。

ホテルやホールに使ってある家具や品物にはこだわりがあったようで、
金額の高いものが使われている。
いちいちいろんなものを見るにつけ本当にもったいないと感じる。

土地も株も、人気がないものは極端に安く、
人気があるものは極端に高い。

人気があるものにはみんな目が行くけれど、人気がないものには誰も目をくれない。

人気のない安い銘柄を安く仕込んで高くなるよう仕掛け、
高くなるのを待つのが株式投資でも王道。

問題は、安い時に買う勇気があるかどうか。
人が見えない勝ち筋を見つけられるかどうか。

駅前で100人が空を見上げていれば、その先の視線が気になって
「何があるのか?」人はつい注目する。

1000人が見上げていると、ニュースになってテレビやSNSでも拡散したりする。

何が注目されるかを探知するには、マーケティングのセンスだったり先見性だったり、
想像力が必要だろう。

先が確定していない状況だからこそリスクはあるけれど、
イメージ通りに行くかどうかハラハラもするけれど、ワクワクもする。

ウエルネスやウエルビーイングは、明日に期待する前向きな姿勢。

我々はウエルネスを人に感化し広めてゆくことで、
ライフスタイルコミュニティの価値が高まる。