COMPANY

COMPANYKISHII’S COLUMN

KISHII’s COLUMN岸井コラム

新人研修

新人研修では「人間力」というテーマで、グループディスカッションを行いました。

お題その1は、

「ありがとう」を言ってもらえるのと、「ありがとう」と言えるのでは、どっちが幸福?

新人さんたちは両方という
意見が多かったかな。

ありがとうと言ってもらえると、
誰でも嬉しい気持ちになりますよね。
でもね、自分のした良い事に
他人が「ありがとう」を言ってもらえるとは限りません。
良いことしてあげたのに無視される、なんてこともあるわけで、
他人の言動は他人が決めるもの。
他人の言動によって幸福な気分にれますが、
実は、ソレだと自分の幸福は他人次第とも言えるわけです。
でも自分の言動だけは自分で決められます。

「ありがとう」の気持ちは、
何も人に対してだけでなく、
自然の恵みに対してだったり、
怪我や病気から回復する生命の復元力に感じたりもします。

「ありがとう」の反対語はなんでしょう?
誰かが「チキショー」だと言った人がいますが、
「ありがとう」の反対語は
「当たり前」です。

どんな自然の恵みを受けていても、
どれだけ施しや支援を受けていても、
自分の感覚がそれを「当たり前」になってしまっていたら
幸福にはなれませんよね。
コントロールしづらい他人の言動に頼るよりは、
自分の感じる「当たり前」を「有り難い」に切り替えることが出来れば、
幸福な人と言えるんじゃないでしょうか。
幸福な人は、他人に幸福な気分を感染させることもできますからね。

新人たちから、出てくる言葉に
「人に役立つ」とか「社会貢献」だとかが出てきて、
世代が新しくなると、
どんどん人間性が良くなってきてると感じます。