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COMPANYKISHII’S COLUMN

KISHII’s COLUMN岸井コラム

伸び代

自分一人じゃ無理だから、
あなたと働きたいと言う人を集めればいい。
だけど、
そんなおめでたい人は、
そうそう居ないから。

あなたとなら働いても悪くないと言う人。
いや、それも難しいなら。

何かオマケをつけるか、
お給料をふんぱつするか。

それも無理なら、
住まいに困ってる人を探して
寮完備にするか。

でもオマケや、給料や寮完備で釣っても
魅力がなけりゃ、
すぐに人は離れていく。

自分のもとで働く人がどれだけ居ても、
お給料が良いからだけかもしれない。
家の近くで便利だからかもしれない。
たまたまタイミングと都合が良かっただけかもしれない。
友達が働いていたからという理由かもしれない。

自分のもとで働く人の理由はさまざま。

自分のもとで働く人がいると、
それだけで、自分に魅力があると勘違いしやすい。

まずはコップを立てる。
立てたコップに、すでに水がいっぱいじゃ
それ以上入らず、水はこぼれ落ちる。
だから、コップを大きくするか、水を抜く。
コップを大きくすると、
それまで100%だったものが60%になる。

60%の状態を、足りていない自分とするか
40%の伸びしろとするか。

60%の状態をダメな自分としたくないために、
小さいコップのまま、100%でいたい自分がいる。
でも、100%はそれ以上の伸びしろはない。
器を広げるって、空きがあって伸びしろがあるということ。