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KISHII’s COLUMN岸井コラム

2022に向けての進捗

2021年に入ってから、
証券会社に要求される会社のガバナンス体制の整備も、いよいよ多くなってきました。

2022年秋の上場に、逆算スケジュールで、
期限つきでクリアしなくちゃならないことが、のけぞるほどの分量です。

お店のデリバリーボックスのサービスによって、
銀行に行く手間がなくなりました。
売上金や釣り銭の管理を外に委託することで、みんなの負担が減りました。
これも内部管理体制の整備のひとつです。

本当は完全キャッシュレスになれば、もっと雑務が減るのですが、
1割の現金支払いのお客さまの都合を考えると踏み切れないところです。

労務管理では、労働時間や残業時間、
有給休暇の管理体制を整備するのに勤怠管理システムを導入します。
たぶん、それで店長の給料計算の手間はぐっと減らせます。

有給休暇の取得状況をちゃんとチェックできるよう、
今は休暇申請届けを書いてもらったりしています。
それも4月からはそれも紙からデジタルに変わります。

他に在庫管理規定、販売管理規定、内部通報規定、
なんちゃら規定、かんちゃら規定と、どんどん、増える一方です。
いままで、規定やルールはね、人を縛るものというイメージで、
どうも好きじゃなかったし、そんなものは少なきゃ少ないほど良いくらいに思っていました。

しかし、規定をちゃんと作ってみると、
誰かに聞かなきゃ、分からなかったもの、聞いてもよく分からなかったこと、
暗黙のルールのようになっていたことが、
ちゃんと明文化されて、だれでも分かって、共有できれば
事がスムーズだし、人に従ったり、空気に従うようなことをしなくても、良くなる。

業務、職務、役割、手順、が文章で明確になって、
それが共有されていれば不透明、不明瞭さが減る。

言ってることが、あっちとこっちで違ったり、
聞いてもまともに、答えてもらえなかったりも良くない。

ちゃんと文字に表した規定や基準が定められていれば、
安心と信頼につながるものと、改めて認識しました。

ただ、規定を作ることは結構大変な作業で、
規定の運用実績まで求められるので
面倒くさいことは、もう少し続きます。