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COMPANYKISHII’S COLUMN

KISHII’s COLUMN岸井コラム

信頼の貯金

臨時休業の延長して、
特別に、お客さんを施術したときの喜ばれよう、
感謝されることで、
自分たちの存在意義を改めて感じさせてもらえた。

美容は人にエネルギーを与え、自信を持たせられる仕事。

信頼できて力を与えてくれる。
美容師の存在はかけがえのない職業であると
改めて気づける機会だった。

信頼できる人をみんな求めている。

美容師が不安で、自信無さげなら、
みんなの求めに応えられないだろう。

他がやってるからウチもやるという。
他がやってないからウチもやらないという。
周りを見て自分の態度を決めるスタイルを、
フォロワーシップと言って、リーダーシップとは言わない。

時流や傾向を読んで先に行こうとするのではなく、
リスクを避けて周りに同調する。
フォロワー(後追い)は、その他大勢の中で良いとする。
こうした感覚で態度を決める人は、いつも
テレビや、他人に判断を委ね、Googleで答えを探し
周りの人の意見に振り回され、自分の頭で分析しようとせず
多数派でいることに安心する。

このようなフォロワータイプの人が、時流を創ることはありえない。
フォロワータイプの人間がもしもリーダーであったら、
それは、舵のない船、ハンドルのない車、どこへ進んでいくか分からない。
運が良ければ、目標にたどり着くかもしれないが
信頼の貯金は積まれない。

他がやってないからウチがやる。
誰もやらないから私がやる。

そうした先駆けのマインドが、リーダーシップであり
時代を作り、強い組織を作り、人を創る。
強い風当たりを覚悟して、立ち向かう姿勢に信頼を感じるのであり、

人の言うことを聞いて、優しいフリをして
リスクを避けて、もの影に隠れて難を逃れ、
保身を第一にするようなタイプの人間を、
誰が信用すると言うのだ。