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COMPANYKISHII’S COLUMN

KISHII’s COLUMN岸井コラム

「理念」

「人を輝かせる」MSLASHの理念は、
人を幸福な状態にするということで
ウエルネス、ウエルビーイングの実践と普及である言い換えられます

もともと、サービステーマに
「人を輝かせる」ことはうたってはいましたが、
「誇りを持つ」という自分たちの姿勢の方が
ずっと以前から中心というか、根底にありました

それを、2018年に変えたわけです

変えたからって、
すぐに体質や風土に及ぼす価値観が変わるわけではなく
30年以上前からあった、自分たちの行動原理、
核になっているものは根強く残ります

1988年創業当時の
美容師、美容室の職場環境や、報酬、生産性にしても
他業種よりも低く、誇れる職場とは言いづらかった時代でした

だからこそ、
誇れる仕事、誇れる職場、誇れる会社を目指し、
中心に据えたわけです

誇りを持つは、
自分たちの内面的な姿勢を表していました

誇りは、他と比べて低かった自分たちが、
理想を求めて頑張る動機でもありました

時代が変わってくると、
化石燃料からクリーンエネルギーに変わるように
頑張る動機は、
「なにくそ」から「ありがとう」へ変わるのだと思います

「人を輝かせる」は外に向けた貢献であり
お客様や周りのスタッフをも対象にした取り組みです

ウエルネスに基づいた態度とは、どんなものか
ウエルネスな在り方とは、実践は、どうすれば良いか
ウエルビーイングを推奨するには、どうするか
ウエルビーイングは、なぜ大切なのか

こうした問いを持つことが、
おざなりになってしまってかもしれません

売上げや、今日の数値結果、
業績、結果に重きを置けば、
プロセスは軽視しがちになります

30年の間に、経済的には豊かになり、便利になり、
モノが豊かにはなったけれど
人間の精神性は貧しいままなのかもしれない

人間性は豊かになったのだろうか

働きがいや、幸福度はおいてけぼりのまま
経済的指標だけが注目され
疑い、悲観、否定、不満、心配、偏見、
閉鎖的で分離感がコロナによって進んでしまった感があります

物質的なものよりも、精神性が求めれらてきて
経済性や利便性よりも意味ある何かを求め始めている

だからこそ、
ありがとう、なんとかなる、やってみよう、ありのまま
に象徴されるウエルビーイングの重要性が高まっている気がします