新卒が入社して、実際に働き出して
想像していたものと、現実とのギャップは
誰しも、どんな仕事でも直面することだと思います。

憧れや期待が大きければ大きいほど、
そのギャップに戸惑い、悩むことでしょう。
お金を支払いサービスを受ける側から、
売る側、提供する側へと変わるわけですから。
それまで経験したことない、
理不尽と思えるような先輩から叱責。
お客様に役立てないもどかしさ。
学校の先生のように支えてくれる人は職場には居ないし、
簡単には身につかない技術。
人間関係のわずらわしさ。
20歳から21歳の社会人になっての変化は
ものすごいものがあります。

石の上にも3年と言われた昔と違い、
乗り越えるには、よほどの目標や夢があるか、
マイペースな人か、辛抱強い人か、いずれかでしょう。
社会人という仮面、美容師という仮面を、
上手くかぶれない悩みは、ほとんどの人が経験します。

ウエルビーイング（自分らしく輝け）と言われても、
それまでの学生気分のままじゃ通用しないわけですから、
悩み、もがくのも当然です。
でも、だからこそ
入社1年での顔つきの違いは驚くほどです。
磨かれて、自信をつけた時の顔、。
役立つことを経験して、自然な笑顔が出せるようになった時の顔。
親には見せたこともないような顔を、
職場では出せるようになるのです。

ウエルビーイングの実践は、
ありがとう、なんとかなる、やってみよう、ありのまま。
じつは、簡単なようで、誰にとっても難しいのです。
逆に歳をとるほど、難しいかもしれません。
だけど、こんな人がたくさんいる職場が、
ウエルビーイングな職場で、働きがいも生まれる。
そんな職場でありたい。
そうした考えでMSLASH wayに書いてあるのです。